国土交通省中部地方整備局は、地域が抱える東京への人口流出の課題に向き合おうと、岐阜、愛知、三重、長野県で活躍する若者によるパネルディスカッションを美濃市相生町のシェアオフィス「WASITA MINO(ワシタ・ミノ)」で開いた。テーマは「なぜ若者・女性はこの中部圏から離れてしまうのか」。一度首都圏などで就職し、地方にUターン、Iターンしたパネリスト5人が、地方の課題や魅力について約1時間にわたって意見を交わした。
中部圏(岐阜、愛知、三重、長野、静岡県)では、首都圏への人口流出が近年大きな課題となっている。同局が2023年に名古屋大、名古屋市立大で行った調査では、「東京は挑戦、中部は安定」...