カイゼン活動の成果を発表する職員=大垣市外渕、キートスガーデン幼稚園
カイゼン後のストックヤード=同
カイゼン前のストックヤード=同

 製造現場の業務効率化で使われる「トヨタ生産方式」を、幼児教育や保育の現場に取り入れる試みが岐阜県大垣市内で行われている。幅広い業種が導入するが、幼児教育や保育の現場では全国でも珍しい。導入したキートスガーデン幼稚園(同市外渕)が追求したのは、利益ではなく「子どもと向き合う時間」。今月、1年間の成果発表会があり、担当職員が「職員の働き方改革だけでなく、園児の自主性を育む結果にもつながった」と堂々と成果を語った。

 平野学園(同市清水町)が運営するこの幼稚園では、かねて関心のあった...