2024年衆院選を巡り広島、山口両県の全選挙区の選挙無効を求めた「1票の格差」訴訟で、升永英俊弁護士のグループは3日までに、「合憲」と判断した2月21日の広島高裁判決を不服として最高裁に上告した。同28日付。

 広島高裁は、新区割り制度は国会で考慮できる諸要素を踏まえて定められ、投票価値平等の要求に反しないと判断した。