岐阜県不破郡垂井町は20日、ふるさと納税の返礼品になっている米の供給が追いつかず、米の返礼品が予定通り発送できなくなったと発表した。昨年12月に申し込みが殺到して供給量を上回ったが、米生産者と在庫管理の委託業者が先月まで気付かなかったという。
無料クイズで毎日脳トレ!入口はこちら町によると、不足しているのは昨年生産された「あさひの夢」と「ほしじるし」の2品種の定期便で、対象者は2024年寄付分の515人と25年寄付分の52人の計567人。委託業者が今年1月上旬に昨年12月の寄付分を確認した際、発注量に対応できないことが発覚した。現在は2品種への申し込みは停止している。
町は今月19日までに対象者にメールで連絡。今秋収穫する新米から定期便を発送するか、別の返礼品で代替する予定。担当者は「関係者に在庫管理の徹底を求め、関係者との連携を密にして再発防止に努める」と話した。