女子49キロ級 優勝した鈴木梨羅のスナッチ=福井県産業会館

 重量挙げの全日本選手権第1日は24日、福井県産業会館で男女5階級が行われ、女子の49キロ級でパリ五輪代表の鈴木梨羅(ALSOK)がスナッチで日本新記録の86キロを挙げ、ジャークは107キロでトータル193キロの大会新記録で優勝した。55キロ級は安藤美希子(千葉県協会)がスナッチ88キロ、ジャークで日本新の118キロで、トータル206キロの日本新で勝った。45キロ級は吉岡未来(金沢学院大)が初優勝。

 男子は61キロ級で平井海斗(自衛隊)が4年ぶりに制した。東京五輪4位の糸数陽一(警視庁)は3位。55キロ級は米満庸介(法大)が初制覇した。