大和証券グループ本社が開発したアプリの画面

 大和証券グループ本社は写真撮影した対象物から連想される企業の株価が分かるスマートフォン向けアプリ「Daiwa Lens β版」を開発した。社員が金融経済教育の講師を務める学校の生徒向けに、近く導入する。生成人工知能(AI)を用いる特許出願中の技術を使っており、国内の金融機関では初めての取り組みという。

 物品を撮影すると連想される製造会社や、関連企業の株価が表示される。年間や月間の株価推移も折れ線グラフで示し、過去の出来事をきっかけに株価が変動したことを学びやすくした。他の利用者が見た銘柄はランキング形式で表示される。アプリは誰でも無料で利用できる。