春の全国交通安全運動(6〜15日)期間中の交通事故による死者は、前年比9人(16・4%)増の64人だったことが17日、警察庁のまとめで分かった。事故は前年比83件(1・2%)増の7206件で、負傷者は103人(1・2%)増の8454人だった。
死者の年齢層別では、65歳以上が38人で59・4%を占めた。状態別では歩行中が24人で最多。車の乗車中が23人、バイクやミニバイクが9人、自転車が7人と続いた。要件を満たした電動キックボードなどが分類される「特定小型原動機付き自転車」も1人いた。
都道府県別の死者数は東京と茨城が5人で最多。大阪が4人で続いた。