セブン&アイ・ホールディングス(HD)は17日、傘下のセブン―イレブン・ジャパンの社長に阿久津知洋執行役員(54)が昇格する人事を発表した。永松文彦社長(68)は会長に就く。5月に就任する。社長交代は6年ぶり。
セブン&アイHDはカナダのコンビニ大手から買収提案を受けており、自社単独での経営を維持するため井阪隆一社長が退任し、スティーブン・ヘイズ・デイカス氏の社長就任を予定している。主力のコンビニ事業でも経営陣を刷新し、立て直しを図る。
セブン&アイHDは17日、創業家出身の伊藤順朗副社長が代表権のある会長に就く人事も発表した。