初代のデザインを復刻した「アンパンマン列車」の出発式=12日午前、JR高知駅

 国民的キャラクター「アンパンマン」のラッピングを施したJR四国の「アンパンマン列車」が25周年を迎えることを記念し、初代デザインを復刻した列車の出発式が12日、高知駅で開かれた。アンパンマンや関係者らがくす玉を割り、初代の復刻を祝った。運行は来年1月12日までを予定している。

 初代は青色の車体にアンパンマンや仲間が大きく描かれているのが特徴。出発式では地元の認定こども園の園児約40人も参加し、アンパンマンの歌を歌って盛り上げた。

 アンパンマン列車は2000年10月、高知―岡山間の特急として運行が始まった。現在は5種類の列車が中四国を行き来する。初代デザインは1日4本運行の予定。