豚熱対策本部の初会合で発言する宮崎県の河野俊嗣知事=11日午後、宮崎県庁

 宮崎県は11日、都城市で野生のイノシシ1頭が豚熱(CSF)に感染していたと発表した。9日に用水路で死んでいるのを発見し、国の遺伝子検査で陽性と判定した。今後は地元猟友会と協力し、発見地点を中心に野生イノシシの検査態勢を強化する。

 河野俊嗣知事は11日、県の豚熱対策本部の初会合を開き「豚農場での発生を防ぐため、強い緊張感を持って対策に当たりたい」と話した。