立憲民主党の野田佳彦代表は11日放送のTBSのCS番組で、今国会での内閣不信任決議案提出に関し、米政権の関税措置を巡る日米協議の行方を注視しながら検討する考えを示した。一定の結論が出た場合でも「内閣がこの問題以外にどんな対応をしてきたのかが厳しく問われる場面もある。選択肢として常に頭の中に入れておく」と強調した。
日米協議が長引く状況で不信任案を提出すると「政争を仕掛けた側は厳しい批判をいただくかもしれない」と指摘。一方で「逆に交渉が長引きすぎて、当事者能力のない政権だと思った時には、早く代わった方がいいという意味での不信任案もある」と語った。