11日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(378回債、表面利率1・4%)の終値利回りは前日より0・025%低い1・345%だった。

 米国と中国の関税政策の応酬が世界経済の後退につながるとの警戒感が広がり、投資家のリスク回避ムードが強まった。相対的に安全な資産とされる国債が買われ、利回りが下がった。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である6月きりは79銭高の141円07銭。