KENZOブランドを創設した世界的ファッションデザイナー、高田賢三さんの生涯をたどる回顧展「高田賢三展 パリに燃ゆ、永遠の革命児」が12日、出身地の兵庫県姫路市で始まる。11日に市立美術館で内覧会があり、1970〜90年代に手がけた衣装約100点や愛用の画材などの展示が披露された。
高田さんは39年に姫路市で生まれ、60年代に渡仏。70年にパリにブティックを開いてブランドのコレクションを発表し、人気デザイナーとして活躍した。2020年、新型コロナ感染のため81歳で死去した。
回顧展では、姫路城の世界遺産登録を記念して同市で開かれたショーの衣装を多数紹介する。7月21日まで。