大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)は10日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で取材に応じ、日本相撲協会を退職する意向であると週刊文春、週刊新潮が報じたことについて改めて否定した。「退職は完全にないということか」との問いに「はい。頑張ります」と答えた。前日の9日に「文春オンライン」の報道を否定していた。
元幕内北青鵬の暴力問題で師匠を務めた宮城野部屋は当面閉鎖となり、昨年4月から弟子とともに伊勢ケ浜部屋に所属している。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の下で再教育を受け「想像以上に勉強になった。この1年が10年、5年のような感じ」と語った。