TSMCのロゴ=2024年5月(ロイター=共同)

 【上海共同】8日のアジア株式市場は、米政権による関税発動への懸念で、台湾の加権指数の終値は前日比4%超下げた。台湾の半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)などの下げが影響した。

 中国の上海株式市場では代表的指標である上海総合指数が反発した。前日の急落を受け、公的資金による中国株の買い増しなどで買いに安心感が広がった。

 香港のハンセン指数は1・5%高だった。シンガポールのストレーツ・タイムズ指数は2%超下げた。