能登半島地震で被災後に復旧したトンネルで、壁面に点灯したイルミネーションを見つめる堀岡真心さん(右)ら=5日午後、石川県穴水町
 能登半島地震で被災した「のと鉄道」の乙ケ崎トンネル=2024年1月、石川県穴水町(鉄道建設・運輸施設整備支援機構提供)

 石川の「のと鉄道」は5日、能登半島地震で被災後に復旧した乙ケ崎トンネル(穴水町)で、地元の観光スポットなどをデザインしたイルミネーションの点灯を始めた。全線での運行再開から6日で1年。同社の担当者は「沿線の魅力を伝えるとともに、地元住民に復興の光として親しんでほしい」と期待を込めた。

 沿線に工場が立地する村田製作所の協力で実現した。全長100mのトンネル内で能登半島の四季を表現したほか、穴水町の観光名所「ボラ待ち櫓」などを配置した。

 地元の子どもたちが乗車した臨時列車がトンネル内で一時停車すると、カウントダウンがスタート。壁面の電球が一斉に点灯し、大きな歓声が上がった。