川崎重工業は3日、大阪・関西万博で展示する未来の新感覚オフロードパーソナルモビリティー「CORLEO(コルレオ)」を会場内のブースで披露した。ライオンの骨格を参考にしたデザインで、同社のロボットと二輪車の技術を融合させて仕上げた。

 山道や大自然の中を駆け巡ることを想定。乗り手の荷重変化を検知する装置が組み込まれており、重心移動することで進んだり曲がったりできるという。前脚部分と後ろ脚部分が独立して上下に動くため、移動時の衝撃を吸収し快適に乗ることができる。コンセプトモデルで実用化は未定。

 川崎重工は12の協賛企業・団体が共同出展するパビリオン「未来の都市」に参加する。