沖縄県・尖閣諸島

 第11管区海上保安本部(那覇)は24日、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の船2隻が、引き続き領海内にとどまっていると発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは4日連続で、今年7日目。連続侵入は2012年9月の尖閣国有化以降で最長となった。これまでの最長は80時間36分だった。

 11管によると、21日午前1時55分ごろから中国船が領海に侵入。一時4隻が侵入し、23日午後8時ごろ以降は2隻となった。

 2隻は機関砲を搭載し、日本漁船1隻に近づこうとしながら航行。漁船への接近を正当化するような独自の主張をしていた。領海から出るよう巡視船が要求した。