JR広島駅(広島市南区)の新しい駅ビルが24日、開業した。地上20階、地下1階建てで、商業施設やホテルなどが入る。JR西日本と広島電鉄、広島市の再開発事業で、中四国の玄関口としてにぎわいを創出するとともに、広島の魅力向上が期待されている。
地下1階から地上9階にある商業施設「ミナモア」には、雑貨店や飲食店、映画館など約220店舗をそろえた。ビル西側にはJR西系列のホテルが入る。
ミナモアはオープン前から約400人が列をなした。運営会社の竹中靖社長はあいさつで「広島の街の発展のきっかけになればと思う。いろんな店がそろっているので、皆さんに思い出を作ってもらえれば」と話した。