【ソウル共同】韓国各地で山林火災が相次ぎ、山林庁は22日、南東部の慶尚南道や慶尚北道など複数の自治体に、危機警報で4段階のうち最高の「深刻」を発令した。韓国メディアによると、慶尚南道では消火作業中の2人が死亡、2人が行方不明となり、多くの住民が避難している。
空気の乾燥や強風が影響しているとみられ、火災は南西部の全北特別自治道などでも発生した。首都ソウルや近郊の仁川などにも上から2番目の「警戒」が発令された。
大統領代行の崔相穆経済副首相兼企画財政相は22日、消防や自治体が協力して消火に最善を尽くすよう求めた。