自民党愛知県連は22日、夏の参院選愛知選挙区(改選数4)について、現職酒井庸行氏(73)を引き続き公認候補とする方針を幹部会合で確認した。県連内の一部から、酒井氏に代わって、出馬を検討している同党の石塚吾歩路県議(55)を公認候補とするよう求める声があったが、退けた。
会合では、酒井氏が政治資金収支報告書の不記載問題を抱えており、説明も不十分だとして、公認の差し替えを求める要望書が一部県議から出された。会合後、出席者が明らかにした。
県連会長の丹羽秀樹衆院議員は取材に、酒井氏を差し替える必要はないと強調した。