高安(左)が寄り切りで美ノ海に敗れる=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所14日目(22日・エディオンアリーナ大阪)元大関の平幕高安は美ノ海に寄り切られ、関脇大栄翔を押し出した大関大の里と3敗で首位に並んだ。大栄翔は5敗目。4敗は平幕の美ノ海、時疾風、新入幕の安青錦となった。

 千秋楽はトップの2人がともに勝てば優勝決定戦。両者が敗れた場合は4敗を守った力士を加えた決定戦にもつれ込む可能性がある。

 大関琴桜は平戸海に寄り切られて8勝6敗。小結は霧島が7勝目を挙げ、阿炎は負け越した。十両優勝を決めている新十両草野は13勝目。