経済同友会の新浪剛史代表幹事は22日、新潟県を訪れ、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発6、7号機の安全対策を視察した。同友会が原発再稼働など原子力の活用を提言しており、新浪氏は視察後に「柏崎刈羽は、試金石となる原発だ」とした上で「大変高いレベルの安全性を確保していると感じた」と述べた。
新浪氏は6、7号機の中央制御室のほか、防潮堤などの各設備を含めた取り組みを見て回った。視察後、東電ホールディングスの小早川智明社長と懇談した。
7号機は2024年4月に原子炉へ核燃料を入れ、今年6月には6号機にも装填する計画だ。再稼働には地元同意が焦点となり、花角英世知事は態度を明らかにしていない。