【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は18日、パレスチナ自治区ガザの人道状況を協議する緊急会合を開いた。米国のシェイ国連臨時代理大使は、イスラム組織ハマスが「この数週間、あらゆる提案を拒否した」とし、イスラエル軍によるガザ攻撃再開は「ハマスに責任がある。米国はイスラエルの今後の措置を支持する」と表明した。

 シェイ氏はハマスが民間人を盾に使っていると批判。「ハマスが人命を軽視したため、ガザの人々がさらに苦しむことになる」と述べた。

 フランスやアルジェリアは、ガザで400人以上が死亡したイスラエル軍による18日の空爆を非難。英国やロシアなどもイスラエルに戦闘を停止するよう求めた。