愛称がそれぞれ「ぎふしん長良川球場」「新日本ガス球技メドウ」になる長良川球場(手前右)、長良川球技メドウ(左端)=岐阜市長良福光、本社契約ヘリから

 岐阜県は11日、県有施設の愛称のネーミングライツ(命名権)について、4月1日から、いずれも岐阜市長良福光の長良川球場(岐阜メモリアルセンター野球場)が「ぎふしん長良川球場」、長良川球技メドウ(県長良川球技場)が「新日本ガス球技メドウ」になると発表した。使用期間は2030年3月までの5年間。

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 長良川球場は岐阜信用金庫(同市神田町)と命名権料年間500万円、長良川球技メドウは新日本ガス(同市則武東)と命名権料年間150万円で、それぞれ3月5日付で契約を締結した。1990年の完成以来、初の愛称となった。県は浸透具合を見ながら当面、正式名称と愛称を併記する場合があるとした。

 県は今回の2施設を含め、昨年末、13の県有施設について、愛称のネーミングライツの命名権者を募集したが、残りの11施設は契約締結に至らなかった。

(稲葉亮)