【ワシントン共同】米宇宙企業インテュイティブ・マシンズは7日、新興宇宙企業ダイモン(東京)の超小型月探査車「YAOKI(ヤオキ)」を載せた着陸機が月面で横倒しになって充電ができない状態であることを確認、ミッションを終了したと発表した。
着陸機は日本時間の7日未明、月面に到着。データを確認すると、目標から数百メートル離れた地点で横倒しになっており、太陽電池パネルの位置から充電は困難と判断した。
米航空宇宙局(NASA)によると、月面を掘削するNASAの機器などを搭載していたが、計画通りに稼働させることはできなかったという。