東京電力福島第1原発事故に伴い中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)で保管している除染土の再利用や最終処分に向けた取り組みを情報発信する中間貯蔵事業情報センター(大熊町)が7日、報道陣に公開された。15日オープン。
センターは、JR大野駅西口近くに完成した町の産業交流施設CREVAおおくまに入居。中間貯蔵施設の周辺を上空から見下ろすような映像を見られるバーチャルシアターを備える他、除染と施設建設の経緯をまとめた年表、除染土などの性状を説明する展示がある。用地買収に応じた町民の思いも紹介している。
担当者は「除染土の再利用の安全性や、地元の歴史を知ってほしい」と話した。