岐阜県内の若手リーダーを育成するプログラム「岐阜塾」の特別プログラム「岐阜塾MEETUP」が2日、岐阜市内で開かれた。県内の若手の首長や企業経営者が登壇し、社会、経済、政治をテーマに取り組みや考え方を紹介した。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら岐阜塾は「岐阜を面白くしたい」を合言葉に、藤井浩人美濃加茂市長やNPO法人G-net創業者で武蔵野大教授の秋元祥治さん=岐阜市出身=らが2023年に設立。社会課題を解決する仲間づくりが目的で、これまでに2期、合わせて約50人が受講。セミナーやワークショップを開催してきた。
「岐阜塾MEETUP」には約40人が参加した。「政治」をテーマにしたセッションには藤井市長や柴橋正直岐阜市長、後藤友紀岐南町長、大阪府四條畷市の東修平前市長が登壇した。
「どんな住民からのアプローチがあると行政との協働が生まれやすいのか」との設問に柴橋市長は「地域や同業者のグループで要望をしてもらうと行政としても取り組みやすい」と説明。後藤町長は「職員も取り組みたい思いはあるが、動けない理由もある」とし、理由を解消することが第一歩になると述べた。東さんは首長経験から「職員の視点がないと、取り組みはうまく進まない」と語った。