【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比419・59ドル高の3万9606・57ドルで取引を終えた。米中の貿易摩擦が緩和するとの期待が広がり、買い注文が膨らんだ。前日終値からの上げ幅は1200ドルに迫る場面があった。
トランプ米政権が中国製品に対する関税率の引き下げを検討していると伝わった。ベセント米財務長官も、米国と中国が高関税をかけ合う現状は「持続不可能だ」との認識を示したことで、米中の貿易摩擦激化への警戒感が和らいだ。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、407・63ポイント高の1万6708・05。