ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、バチカンで26日に執り行われるローマ教皇フランシスコの葬儀に参列するとした上で、その際にトランプ米大統領と会談する用意があると表明した。実現すれば、2月末に決裂して以来の対面会談となる。

 トランプ氏はロシアとウクライナの停戦交渉について、双方が非協力的なら仲介を断念するとの意向を示唆。ゼレンスキー氏は「米国が手を引くことは望んでいない。戦略的パートナーを失うことになる」と述べ、関係改善に意欲を示した。