2026年愛知・名古屋アジア大会で実施が検討されているクリケットの会場は、栃木県佐野市が有力となっていることが20日、関係者への取材で分かった。天然芝のピッチを備えた「佐野市国際クリケット場」は国際大会の運営実績が豊富。大会組織委員会と、クリケットの追加を要望しているアジア・オリンピック評議会(OCA)が近く方針を固める。
佐野市は日本クリケット協会の所在地。OCAは愛知県から距離が離れていることに懸念を示しているが、他の候補とされる愛知県尾張旭市は施設整備の面で困難との見方が強いという。
クリケットは28年ロサンゼルス五輪で追加競技入りした。