ソフトバンクのOB戦前に記念撮影する王貞治球団会長(後列中央)ら=みずほペイペイドーム

 ソフトバンクは23日、前身のダイエーから現球団名となって20周年を記念し、みずほペイペイドームでOB戦を開催した。かつての名選手たちが集結し、秋山幸二氏が「白鷹軍」、工藤公康氏が「黒鷹軍」を指揮。4万人を超えるファンが熱戦を楽しんだ。

 試合は5イニング制で行われ、7―1で黒鷹軍が勝利。3ランを放った内川聖一氏と、白鷹軍で唯一の得点となる適時二塁打を打ったフリオ・ズレータ氏が最優秀選手(MVP)に選ばれた。監督対決も実現し、工藤氏が秋山氏を遊ゴロに打ち取ると大歓声が湧いた。

 工藤氏は「楽しかった」と笑顔で勝利を振り返り、秋山氏は「久々に興奮してやれた」と余韻に浸った。