陸上の世界室内選手権への出発を前に取材に応じる泉谷駿介=19日、成田空港

 21日に開幕する陸上の世界室内選手権(中国・南京)の日本代表選手が19日、中国へ出発前に取材に応じ、パリ五輪男子110m障害代表で、今大会は走り幅跳びに出場する泉谷駿介は「9月の世界陸上での2種目メダルが目標。そのために参加標準記録を超える8m27を跳びたい」と堂々と宣言した。

 110m障害の日本記録保持者は昨季終了後に2種目挑戦を決意。走り幅跳びでは初めて代表として臨むという世界大会へ「楽しみな気持ちが大きい」と笑顔で語った。

 パリ五輪女子100m障害代表の田中佑美は60m障害に出場。「世界で戦う経験を積んで、100m(障害)につなげたい」と意気込んだ。