【ニューヨーク共同】米調査会社ガートナーは、昨年の世界の半導体売上高が前年比18%増の6260億ドル(約94兆円)だったとする推計を19日までに発表した。「チャットGPT」に代表される生成人工知能(AI)の開発に使われる画像処理装置(GPU)などがけん引した。
中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」による高性能の生成AI開発が話題になるなど、AI開発ブームを追い風に半導体市場の勢いが持続しそうだ。今年の売上高は7050億ドルに達するとガートナーは予測している。
企業別で昨年首位だったのは韓国サムスン電子で、62・5%増の665億ドル。