ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比674・62ドル高の4万1488・19ドルで取引を終えた。最近の下落で割安感の出たIT関連銘柄を中心に買い戻しの動きが優勢だった。

 ダウ平均は、トランプ米政権の関税措置による貿易摩擦激化の懸念から13日まで4日続落。下げ幅は計2000ドルに迫った。14日は投資家の警戒感がいったん和らぎ、前日終値からの上げ幅は一時700ドルを超えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、451・08ポイント高の1万7754・09だった。