政府は11日、風力発電所やダムなど大規模な施設を建て替える際の環境影響評価(アセスメント)手続きを一部省略する法改正案を閣議決定した。2000年代以降に増加した風力発電所が更新時期を迎えていることなどを念頭に、手続き期間を短縮して円滑な建て替えを促す。
現行法では、施設の位置や規模が大きく変わらない建て替えでも、新規事業と同様の手続きが必要だった。
改正案は建て替えの場合、アセスの第1段階に当たる「配慮書」で求めていた事業区域周辺の自然環境や生態系への調査を不要とする。
政府は11日、風力発電所やダムなど大規模な施設を建て替える際の環境影響評価(アセスメント)手続きを一部省略する法改正案を閣議決定した。2000年代以降に増加した風力発電所が更新時期を迎えていることなどを念頭に、手続き期間を短縮して円滑な建て替えを促す。
現行法では、施設の位置や規模が大きく変わらない建て替えでも、新規事業と同様の手続きが必要だった。
改正案は建て替えの場合、アセスの第1段階に当たる「配慮書」で求めていた事業区域周辺の自然環境や生態系への調査を不要とする。