気象庁

　関東甲信は９日にかけて、山沿いや山地を中心に大雪の恐れがある。気象庁は積雪や路面の凍結による交通障害、架線や電線、樹木への着雪に注意するよう呼びかけた。東京２３区でも積雪の可能性があるとしている。ＪＲ東日本によると、大雪が予想された影響で、中央線の特急は８日夕から同日の運転を取りやめた。

　気象庁によると、関東甲信の上空約１５００メートルには氷点下３度以下の寒気が流入。低気圧が東海道沖から関東の東へ進む見通しだ。

　８日午後６時からの２４時間降雪量は多い所で、関東北部の山地１０センチ、関東北部の平地８センチ、箱根から多摩、秩父にかけて１０センチ、関東南部の平地５センチ、甲信１０センチ。