【シャルルボワ共同】先進7カ国(G7)はカナダ東部シャルルボワで12日開幕した外相会合で、共同声明とは別に、海洋安全保障に関する宣言を発表する方向で調整に入った。草案は「一方的な現状変更を試みる中国の挑発的、強圧的で危険な行動を非難する」と明記した。G7外交筋が13日明らかにした。
草案は、南シナ海や東シナ海、台湾海峡などで武力を使い国家管轄権を拡大しようとする不当な動きに「懸念を深めている」と表明。海洋資源の持続的な利用を確保するため、G7が結束して「法の支配に基づく自由で開かれた海洋領域に貢献する」と強調した。