【キーウ共同】AP通信は13日、ウクライナが米供与の長射程地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」を使い果たしたと報じた。ATACMSの射程は約300キロで、ロシア西部への越境攻撃などで重要な役割を果たしてきた。今後の戦況に影響しそうだ。
APは、米国とウクライナ双方の高官の話として、米国がこれまで供与したATACMSは40発未満で、ウクライナ軍が1月に使い切ったと報じた。その後、追加供与は確認されていない。
欧米はウクライナにATACMSのほか、空中発射型巡航ミサイル「ストームシャドー」(英国、射程250キロ)、同型の「スカルプ」(フランス)を供与した。