千代翔馬(左)が寄り切りで豊昇龍を破る=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所5日目(13日・エディオンアリーナ大阪)新横綱豊昇龍が平幕千代翔馬に寄り切られ、昇進後初の金星配給で2敗となった。千代翔馬は33歳7カ月21日の初金星で、年6場所制となった1958年以降初土俵で2番目の年長記録。

 大関陣は大の里が翔猿を押し出して4勝目を挙げたが、初のかど番で臨む琴桜は隆の勝に押し出されて2勝3敗と黒星が先行した。関脇勢は大栄翔が若元春を突き落として3勝2敗とし、新関脇王鵬は小結阿炎を押し出して2勝目。

 全勝が消え、1敗は大の里に平幕の高安、伯桜鵬、遠藤、阿武剋、獅司、美ノ海となった。