大阪・関西万博の日本館を視察される秋篠宮ご夫妻=12日午後、大阪市此花区(代表撮影)

 秋篠宮ご夫妻は12日、大阪・関西万博が開かれる大阪市の人工島・夢洲を訪れ、会場のシンボル「大屋根リング」や「日本館」などのパビリオンを視察された。秋篠宮さまは万博の名誉総裁を務め、紀子さまと4月12日の開会式に出席する。

 大屋根リングは会場を取り囲む1周約2キロの木造建築物で、ご夫妻は屋上から会場全体を見渡した。担当者が約7割に国産材を使っていると説明し、興味深そうに聞いていた。

 「循環」をテーマにした日本館で、水が張られた直径19メートルの水盤を見学した。秋篠宮さまは担当者に「この水はどこから来ているのですか」と尋ね、排水を浄化していることに感心していた。