東北新幹線はやぶさ・こまち21号の連結が走行中に外れたトラブルを受け、JR東日本は12日、分離操作に関わる運転席のレバーが動かないよう固定した状態での走行試験を実施した。試験の結果、対策に問題はなかったとして、予定通り14日から連結運転を順次再開する。
盛岡駅では12日午後、試験の様子が報道陣に公開された。ホームに入ったはやぶさ10両に後続のこまち7両を連結。それぞれの運転席にJR東の社員が乗り込み、金具を取り付けた。作業は数分で終了し、仙台に向けて出発。担当者は「金具が外れず、安全に走行できることを確認したい」と話した。