東大は10日、2次試験前期日程の合格者2997人をホームページで発表した。女子の割合は昨年の19・4%から0・6ポイント増の20・0%(598人)と、2年ぶりに2割を回復。記者会見した藤垣裕子副学長は「ジェンダーバランスの取れた多様性のあるキャンパスづくりを目指していきたい」と述べた。
学校推薦型選抜や、海外の高校を卒業した帰国者らが対象の特別入試を合わせた全合格者3120人中の女子の割合は21・3%(664人)で、昨年より0・7ポイント増えた。
前期日程の志願者に占める女子は昨年より1・1ポイント増の23・3%で、2004年の法人化以降で最多だった。