文部科学省などが入る庁舎=東京都千代田区

 文部科学省は10日、国公立大2次試験の中期・後期日程で、大学入学共通テストの成績により受験生を門前払いする「二段階選抜」の不合格者が、昨年より340人少ない4059人だったと発表した。前期日程を含めた二段階選抜の不合格者は延べ8518人。

 中・後期日程では、国立21大学25学部、公立4大学9学部が二段階選抜を実施した。不合格者が最も多かったのは、国立は一橋大の626人、公立は東京都立大の276人だった。

 後期日程は12日以降で、一部公立大の中期日程は8日から実施されている。