岐阜県関ケ原町の山中で妻の首をロープで圧迫して殺したとして、垂井署は24日、殺人の疑いで、大阪府箕面市、機械小売業の梅津健一郎容疑者(66)を逮捕した。署によると、梅津容疑者は妻の自殺を手助けしたとの内容の供述をしており、容疑を一部否認している。
県内の不審者情報など地図表示サービス開始。詳細はこちら逮捕容疑は23日午前9時45分~同11時10分ごろの間、関ケ原町松尾の松尾山で、妻(58)の首をロープで圧迫して殺した疑い。
署によると、現場は松尾山登山口駐車場の南東約220メートルの登山道から離れた山中。23日午前11時10分ごろ、梅津容疑者が「松尾山近くで妻が首をつるのを手伝った」と119番した。駆け付けた消防署員が地面に横たわっている妻を発見。妻は搬送先の病院で死亡が確認された。遺体の近くの木にロープがくくりつけてあり、木の下には約40~50センチの高さに積み上げられた枝の束があった。梅津容疑者の車は登山口駐車場に止まっており、妻と2人で現場に来ていたとみられる。署は妻の死因や動機などを調べている。