昨年11月に岐阜市内で乗用車と軽乗用車が衝突し3人が死傷した事故で、岐阜県警は20日、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで、乗用車を運転していた玉田和浩県議(81)=9期目、岐阜市選挙区=を岐阜地検に書類送検した。

無料クイズで毎日脳トレ!入口はこちら

 書類送検容疑は昨年11月9日午後5時10分ごろ、岐阜市下奈良の交差点で軽乗用車と出合い頭に衝突し、軽乗用車の後部座席に乗っていた理学療法士の男性=当時(40)=を死亡させたほか、運転していた妻(41)と助手席の長男(5)に軽傷を負わせた疑い。玉田県議にけがはなかった。現場に信号機や一時停止の標識はなかった。

 玉田県議は岐阜新聞の取材に「捜査に協力していく」と話した。

 県警は、夫と長男に対する自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで、軽乗用車の妻も岐阜地検に書類送検した。